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GUNDAM FIX(ガンダム・フィックス)は、カトキハジメによる連載イラストレーション記事のタイトル、およびその連載を纏めた画集。アニメ『機動戦士ガンダム』など『ガンダムシリーズ』に登場したガンダムタイプのモビルスーツを題材とし、実写の背景にコンピュータグラフィックスを合成して描かれた写実的な画風が特徴である。 == 概要 == 連載'GUNDAM FIX'はアニメ誌「月刊ニュータイプ」(角川書店)1995年1月号から1998年11月号にわたって掲載された。 〈モビルスーツが現実の中に存在する風景〉を描くことがテーマであり、CGペインティングによるリアリスティックなモビルスーツ描写と、現実味を深めるために合成された実写背景が特徴。その号のテーマとなるガンダムによって宇宙や空中から工場・市街地など様々な場面が舞台に用いられた。 題材とされているのはすべてガンダムタイプのモビルスーツであり、1枚につき1機種のガンダムが画のテーマおよび題名となっている。 1999年に画集として纏められ、'NEWTYPE ILLUSTRATED COLLECTION GUNDAM FIX'として角川書店より出版された。一般には単純に'GUNDAM FIX'と呼ばれる。収録にあたっては多くの作品に微妙な修正が加えられている。 雑誌連載時には上野俊哉・江藤巌・原田則彦らによる、イラストの題材あるいはガンダムをテーマとしたエッセイが同時掲載されていた。画集ではこれらは別冊('GUNDAM FIX SUPPLEMENT')の形で、カトキと富野由悠季との対談とともに収録されている。また画集では新たに富野由悠季の序文と前記3名による解説が寄稿されている。 メカニックデザイナーとして知られるカトキの作品としては極めてアーティスティックな性質が強いシリーズ。『機動戦士Vガンダム』の製作において、大河原邦男、富野由悠季らから、デザイナーとしての力量を高める手段としてイラストレーションの仕事を増やす事を奨められた事がスタートラインとしている。 富野由悠季は本連載のファンであり、連載終了時にはカトキと対談し、「どうして「GUNDAM FIX」が終わってしまうのかわからない」と終了を惜しんでいる〔月刊Newtype 98年12月号。〕。同時に、「アートをめざすという志は持ってほしい」と対談中で激励を送っている〔画集付属冊子の対談。Newtype誌掲載の対談の続きとなっている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GUNDAM FIX」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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